24ヶ月点検整備

　24ヶ月点検整備という言葉を聞いたことはありますでしょうか？

24ヶ月点検整備というのは、24ヶ月毎に行う定期点検のことで法律で義務付けられています。点検して必要があれば調整・交換などの整備を行います。

24ヶ月点検整備は、エンジン関係・ブレーキ関係・足回りの検査など合計56箇所の点検を実施する必要があります。(詳しい点検項目についてはこちら24ヶ月点検整備の点検項目)

24ヶ月点検整備は2年毎の点検になりますので、通常車検と同時に行うことが一般的です。ユーザー車検の場合は、実際に検査場で車検を受ける前に24ヶ月点検整備を行います。

24ヶ月点検整備を受けると画像のような24ヶ月点検整備記録簿(様式はいろいろあり、特に決まっていません)にチェックされ、ユーザーに手渡されます。

実際に点検整備を行った日付・担当者・消耗品の状態・整備内容等詳しく記入されています。

24ヶ月点検整備はユーザー自身で行ってもよいとされていますが、特殊な工具や技術が必要になりますし、ブレーキ周りなど安全性に直結する項目もありますので、素人であるユーザー自身が行うことは実際問題難しいと思います。

ですので、24ヶ月点検整備についてはディーラーや整備工場、ガソリンスタンドなどに依頼するという形になります。

私の場合はディーラーにて24ヶ月点検整備を28,350円で受けました。通常2年毎にブレーキオイルとLCC(ラジエター液)も交換する必要があるため、それぞれ5,565円と3,675円で交換してもらいました。

今回は他に交換部品や修理箇所もなかったので、整備料としては合計37,590円です。ディーラーなんで少し高めです(^^;)

24ヶ月点検整備の相場は、だいたい20,000〜50,000円程度です。

24ヶ月点検整備の裏話

　実は24ヶ月点検整備は車検を受けた後で行ってもよいとされています。これを「後整備」と言います。

実際には窓口で24ヶ月点検整備記録簿の提出を求められたら、「後で整備します。」と伝えれば何も言われません。

ただし検査に合格したとしても、24ヶ月点検整備を行わなくてよいということではなく、罰則はないものの法律で義務付けられていますので、車検の前にしろ後にしろ必ず行うようにしましょう！

やっぱりユーザー車検は不安な方へ・・・