検査場の新しい検査ラインと古い検査ライン

ユーザー車検のお役立ち情報

検査場の新しい検査ラインと古い検査ライン

最新型の検査ライン 運輸支局にある検査ラインも機械設備ですから、「旧型」からどんどん「新型」に進化しています。

全国の運輸支局では、ある一定年数経つと大規模改修が行われ、検査ラインが一新されより使いやすい検査ラインに変更されることがあります。

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旧型から新型に変更する際に、検査の順番が少し変わります。当サイトでご紹介している検査ラインは、最新型の検査ラインになります。下のイラストで、最新型と旧型の検査ラインの違いについて見てみましょう(^^)/

< 最新型 >
最新型の検査ライン
最新型の検査ラインでは、@同一性の確認・外観検査をやりながらA排ガス検査を同時に行い、記録機での自動車検査票への記録も検査官がやってくれるので、非常にスピーディーです。その後B下回り検査→Cサイドスリップ検査→Dマルチテスター検査と進みます。最終地点にある記録機で残りの検査の記録をして終了です。
< 旧型 >
旧型の検査ライン

旧型の検査ラインでは、@同一性の確認・外観検査を行った後、Aサイドスリップ検査→Bマルチテスターと進みます。ここで少しタイムロスが発生します。C排ガス検査では、プローブをマフラーの出口から挿入する作業をユーザー自身が行い、その後記録機で記録します。ここでも少しタイムロスが発生します。最後のD下回り検査を終えた後、もう一度最終の記録機で記録します。旧型の検査ラインでは、検査の都度記録機で記録する検査ラインもあります。


 旧型と最新型の検査ラインでは、やはり車が流れるスピードが最新型の方が早いです。

やはり@とAの検査をまとめてやったり、ユーザーが作業していたものを検査官がやってくれている部分が大きいので、スピーディーに検査が進みます。

みなさまがユーザー車検を受ける検査ラインが旧型なのか新型なのかは、検査の順番でもある程度わかりますが、見た目が1番わかりやすいです(笑)

旧型は「年期入ってるな〜。」と思うと思います。新型は「きれいな機械が並んでるな〜。」といった感じです。

まあ旧型でも新型でも検査項目自体は同じですので、プローブを入れたり記録機で記録したりといった作業が少し増えるだけです。

検査ラインというのはただでさえ混雑しやすいので、ユーザー車検を受ける者としては非常にありがたい話です(^v^)検査官の対応も数年前よりかなり良くなってきた気がしますしね〜!

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